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川澄でロンドンだ‐。サッカー女子日本代表は7日、勝てば3大会連続4度目の五輪出場が決まる8日の北朝鮮戦に向け、約1時間の最終調整をした。現在2得点で、今予選の得点ランクトップタイのFW川澄奈穂美(25)=INAC神戸=が、自らの足で五輪切符をつかむゴールを宣言。また、佐々木則夫監督(53)は北朝鮮のエースFWラ・ウンシム(23)への警戒を強めた。一戦必勝。157センチの小さなエースは、りりしい顔つきで大一番への意気込みを語った。「コンディションはいつも通り。残り2試合のどっちかで、(出場権を決める)と思っていたら勝てない。そんなにぬるくない」。北朝鮮戦での五輪切符獲得へ、川澄が並々ならぬ決意を口にした。今予選は3戦すべてに先発して2得点。オーストラリアのFWヘイマンと並んで、同予選の得点ランクトップタイだ。格下のタイから2発を奪ったヘイマンと違い、川澄のゴールはいずれも決勝点。勝負強さは、折り紙つきだ。かかる期待を背負いながら、川澄は五輪切符弾を予告した。「得点も期待されているし、前からのプレスもかけたい。(クラブでの)リーグ戦でも今季はコンスタントに決めていますから」と言い切った。脳裏には、女子サッカー界の“伝説”として語り継がれている一戦がある。2004年4月24日、国立競技場。勝たなければアテネ五輪の出場権を逃す状況で、相手は当時、一度も勝ったことのない北朝鮮だった。大黒柱のMF沢はヒザの負傷で歩くこともままならない状態。だが、魂のフル出場を果たし、3‐0で勝利をつかんだ。この試合をスタンドから見ていたのが、当時大学生の川澄だった。「女子サッカーで、人を感動させることができるんだと思った。(今の状況を)あのときから想像して、ここまでやってきた」。あれから約7年‐。ついに、自らの手で五輪出場を手にするときがやってきた。あこがれの存在という沢はチームメートとなった。「五輪は行ったことのない夢の舞台。でも、夢のままで終わらせたくない」。なでしこジャパンの中でも、川澄のロンドンへの思いは特別強い。運命の北朝鮮戦。自らのゴールで、夢を現実へと変えてみせる。
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