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パプアニューギニアで新種のカエルが2種発見された。どちらも1センチに満たない極小サイズだという。今回見つかった新種は、それぞれ学名をPaedophryne dekotとPaedophryne verrucosaと名付けられた。前者のdekotは地元の言葉で「とても小さい」という意味で、体長はおよそ8.5~9ミリ。後者は皮膚にこぶが多数あることから、ラテン語で「いぼだらけ」を意味する名前を与えられた。こちらの体長は平均で8.8~9.3ミリ。これまで世界最小のカエルとされていたのは、やはりPaedophryne属の仲間で、体長10ミリ程度のものだった。今回の新種は、世界最小のカエルというだけではなく、世界最小の四足脊椎動物でもある。「小型のカエルが新しく見つかるたびに、いつもその小ささに驚いている。まったく、可能性の限界に挑戦しているようだ」と、コンサベーション・インターナショナル(CI)の両生類の専門家ロビン・ムーア氏は言う。ムーア氏は今回の研究には参加していない。新種のカエル2種を発見したのは、ハワイにあるビショップ博物館に所属する脊椎動物学者のフレッド・クラウス氏。2011年に、パプアニューギニア南東部の孤立した山岳地帯を調査していた。クラウス氏は以前、熱帯雨林の林床に積もった葉の上で群れを作らずに暮らす極小のカエルを見つけ、新しい属としてPaedophryne属の新設を提案していた。この属のカエルは、環境の中でほかの生物が果たしていない役割を追求して、このような小さな体に進化したのだろうとクラウス氏は指摘する。たとえば、極小のカエルはダニのような小さな獲物を食べて生きているが、大きなカエルはそれでは命をつなげないとクラウス氏は言う。この小さな生き物を見つけ出すためには、鳴き声を耳でとらえ、その音の発生源を突き止めるという方法が用いられた。クラウス氏のチームはパプアニューギニアで、現地の支援スタッフとともに、地面に顔をつけるようにしてカエルを探し、見つけたら素手で捕まえようとしたが、これは楽な仕事ではなかった。

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